2022.07.05 革のおすすめをご紹介!

皆さん、『革』はお好きですか?

私が高校生の時、たまたま立寄った革製品を扱うお店で、一目惚れした革財布がありました。
その時に大袈裟ではなく、「一生使おう」と心から感じ、その財布を購入しました。
それから現在まで、他の財布に目移りすることが一切なく、今でも大切に愛用しています。

 

『 お気に入りを買う → 永く使いたい → メンテナンスをする → 愛着が湧く 』

私はこの革財布に出会えたからこそ、革の良さを知ることが出来ました。
レザーのソファや椅子にも同じ事が言えると思います。
この感覚を、皆さまにも感じていただきたいのですが、少々ハードルが高い『革製品』。

 

「革の違いが分からない。この価格差は何?」
という方のために、本日は『革』について少しご説明させていただきます。

 

革の価値を決める3つの要素

革の価値を決めるのには、大きく3つの要素があります。

 

1.銀面・型押し

「銀面」とは、革の一番表面の層の部分を言います。ここが皮膚の模様が残った一番価値の高い部位となります。本革ならではの手触りや本物感などが魅力的ですね。

「型押し」とは、銀面のもう一層下の層を使った革の事を言います。銀面は表面であるが故に動物が生きていた時の傷が多いのも事実。そこで表面を剥ぎ取り、下の層に模様を型で押しします。模様も均一になり、「銀面」に比べ価格も少し抑えることが出来ます。

 

2.顔料(塗料)

顔料(染料)も革の価値に大きく関わります。厚く塗れば塗るほど傷や汚れは隠せますが、手触りも硬くなり、本革の良さも薄れてしまいます。お店のサンプルに触れていただくと体感していただけますよ!

 

 

3.革の厚み

厚みはとても分かりやすいですね。分厚く革を使えばその分価値も上がっていきます。革の厚みを感じながらも、同時に柔らかさも感じていただけます。

 

ちょっと知識があるだけで、より深く知れるのが革の世界。

今回のサマーセールは、革製のソファが主役!おすすめのソファを機種別にご紹介します!

 

「S5507」
どっしりとしたボリューム感がもたらす安心感あるデザイン。憧れの大きいカウチソファで贅沢に革を感じられるのも魅力的。きっとお家のリビングの主役になってくれますよ。

「トランス」

暮らしに合わせて形を変える1台2役が叶うソファ。高めの鉄脚が特徴的で、お掃除しやすいのも推しポイント。Oランクのレザーとも相性が良く、上品な印象なので女性にもお勧めです。

 

「ファボレ」
高めの背クッションが特徴的なソファ。ヘッドレストが無くてもクッションに頭を預ければもう最高。親しみやすいデザインなので、他のインテリアとの相性もGood!

 

さて、ここまでいかがでしたでしょうか。当店でも布と革のソファで悩まれる方が多くいらっしゃいます。
ご自宅に届いた時が1番綺麗な状態の布製ソファに比べ、革製ソファはお家に迎えてから数年後、革に深みが出て味わいが増し、どんどんカッコ良くなっていきます。経年劣化ではなく「経年美化」を楽しめるのも革でしか味わえない感覚ですね。

 

革製品を永くお使いいただくためのメンテナンスについては、こちらをご覧ください

≪坂井店長のレザーのメンテナンス方法コラム≫

革の特性とメンテナンス方法、お教えします!

 

是非、この機会に素敵なソファを迎えてみてはいかがでしょうか。

 

皆さまのご来店お待ちしております♫

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