2015.04.18 Trip to Denmark 2/4
〈デンマーク旅行記2日目〉
以前お届けしたデンマーク旅行記の第2回配信です。
今回は「ルイジアナ美術館とデンマークの名所」です。
以前の記事(第1回)を読んでない方はこちらから
https://www.style-actus.com/blog/denmark1-4/
それでは、張り切っていきましょうー。
2日目。朝早く起きてホテル周辺を散歩。
急遽当初の予定を変更し、
なにかの「お城」を見にいく事になりました。
おそらく歴史上の偉大な城なのでしょうが、
あまり理解してないけど、レッツゴー!
コペンハーゲン駅から北へ向かいます。
駅の中の切符売り場のような場所にもルイスポールセンを使用している。デザインの国。
切符をチェックするシステム。緑の矢印に切符を入れる。
途中船着き場や線路をぶらぶら歩きながら、
デンマーク独特の街並みを観察。
道行くおじさんもどこか可愛らしい印象がありました。
トイレに寄った児童館のデザインも素晴らしく、
キッズスペースなどは遊び心がたっぷりの空間になっていて、
とても心躍ります。
その寄り道した「お城」では、
『大砲発射!』のイベントが行われていました。
その日はたしか、デンマークの偉い人の
誕生日だったようで、お祝いの祝砲だそう。
場内にはお堀、牢獄などがあり、
日本のお城とはまた違う、冷たく悲しい場面も目撃した。
本日の目的地世界一美しいと称される「ルイジアナ美術館」へ到着。
目の前の庭園にはアレクサンダー・カルダーの大きなモビールが
「どーん」と鎮座していた。とても感動した。
他にもよく知らないアーティストの
広大な庭園は海に隣接している。晴れていたら、きれいだったろうなー。
規模の大きな作品に出会い、
デザイン脳をビシビシ刺激された。
エントランスを抜けると、デンマークを代表する
ルイスポールセンの傑作、「アーティチョーク」がお出迎え。
館内には素材の妙ともいうべき作品が点在した。
アルミ箔で造られた多数の球体の作品は宇宙を感じるような
世界の広さを想像させつつ、
素材の持つ独創的な魅力が表現されていた。
写真を撮り忘れたので、ポスターです。
僕の好みの作品がそこには多かった。
館内にあるカフェレストランには
セブンチェアがズラッと並び、
エッグテーブルなどのヤコブセンのデザインが
多く使用されていた。
さらに庭園内を歩いていると、「滑り台」に遭遇。
デンマークキッズが楽しそうに遊んでいた。
18歳までの子供ならだれでも参加できるワークショップルームと連結している。
アートと遊具と自然を上手に取り込んだデザインだった。
企画展では80年代に盛んであった「POPアート」をテーマに展示してあった。
僕がインテリアやデザインに興味を持ったきっかけとなる作品が多く、
展示してあり、思いっきりテンションが上がってしまった。
イームズ、ウォーホール、リヒテンシュタイン、パントン・・・
アメリカを感じさせるデザインはとってもPOPで、
まっすぐなアート作品だった。
ルイジアナ美術館はスカンジナビア最大の美術館で、
広さもさることながら、現代、近代アートの展示が特徴だ。
また矢印や順路もないので、ゆったり、自由な雰囲気で
作品が楽しめるのがとても素敵だと思った。
さぁ、次の目的地は
アルネ・ヤコブセンが手がけた一大リゾートプロジェクト「ベルビュー・ビーチ」だ!
・・・つづく