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葉に模様のある植物

2024.03.14

こんにちわ。

いつもSTYLE高崎店のブログをご覧いただき有難うございます。

 

先日、植物が入荷いたしました。

大鉢もいくつか入りまして、お店がGREENGREENしております。

 

植物のお世話をしていて思うのですが、どうしてこんな模様になったのか?

出てくる葉によって、色や模様が違うのは何故なのか??

とっても面白いなと思います。

どうしてこんな模様になるのか、皆さんも気になりませんか?

 

 

観葉植物の葉はたいてい緑色をしていますが、異なる色が混じるものがあります。

この緑色ではない場所を指して「斑」と呼びます。

斑の色は、白や黄色が多いですが、植物によっては赤やピンクなど、鮮やかな色が混ざるものもあります。

斑は、葉の中央部分に入ってグラデーションをつくったり、葉の周りをフリルのように縁取ったり、

水玉模様のように散ったりと、出方もいろいろです。

(こちらは、ピンクや白の葉や斑入りを見せてくれる ホヤ・リップカラー)

 

 

斑の部分が、緑色をしていないのには理由があるそう。

葉には通常「葉緑体」と呼ばれる細胞の小さな器官が集まっており、。

葉緑体がたくさんある葉が緑色に見えるのです。

斑が緑色でないのは、葉緑体を持たない部分、もしくは著しく少ない部分だからだそうです。

 

【遺伝】

髪の質が家族代々受け継がれていったり、隔世遺伝で変わったりしますよね。

葉に入る斑も同様、親株の特徴を引き継いで斑が入るケース。

 

【遺伝子の異常】

遺伝子の変異や欠損により、葉緑体を構成する仕組みが影響を受け、斑入りが生まれるケース。

なぜ遺伝子に異常が起きるのかは解明されていないとか。

 

【ウイルスによる影響】

植物がウイルスに感染することによって、斑入りが誕生するケースもあるらしいです。びっくり!!

本来であれば病気ということなのですが、斑が美しい場合、そのまま斑入りとして扱われることがあります。

 

 

斑入りの植物のメカニズムは、まだすべてが明らかになっていないようですが、現在は、ある程度大量に育てられるようになり

園芸品種として多く流通するようになったようです。

だから斑入りと呼ばれる子は価格が高かったり、あまり出回ってなかったりするんだーと、調べてみて納得!!

 

同じ柄を規則正しく表現する子もいれば、気まぐれに色や模様を変えて新芽を出す子もいて、

植物好きのわたくしとしては、テンションが上がって、かなりの確率でそういった子をお迎えしてしまう訳です。

 

 

STYLE高崎店にいる、斑入りの植物達を少しご紹介いたします。

 

こちらはフィロデンドロンプリンス。黄色にオレンジ、緑の葉のコントラストがとても美しい!!

 

こちらもフィロデンドロン バーキン。細い筋のような斑が細かく入る美しい葉の持ち主。

 

こちらは大理石のような模様が高級感を醸し出す、スキンダプタス トレビー。

 

こちらもスキンダプタス プラチナ。パールがかった葉が品良くクールです♡

 

こちらはペペロミア ラグラス。小さな葉にしっかり3本ラインが入ります。茎が赤みを帯び、葉をより引き立てます。

 

こちらはカラテアタイビューティー。裏は紫の同じ柄が入っています。カラテアは表裏で葉の色が違うのが面白いですね。

 

こちらは大きな葉が特徴的なアンスリューム クラリネムリューム。花は地味ですが、綺麗な葉を楽しむ事ができます。

 

不思議な植物の斑入りのメカニズム。

何を思ってこの柄の新芽を出してきたのか?

なんて植物は、何も思っていませんが?((笑))

興味を掻き立てられる斑入りや模様のある植物達!!

これからも目が離せません☆

 

STYLE高崎店のNODERIUMは、人気の植物、珍しい植物、おしゃれな鉢などのガーデンGOODSを豊富に取り揃えております。

是非1度、遊びにいらしてくださいね。

 

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