2016.07.15 ヲタクに聞きたい~珈琲ヲタク~
どんな分野でもこだわりのある人の話は面白い。
ヲタクとは特定の事柄に没頭し、その事柄に対する知識が豊富である人物。
つまりその道のプロフェッショナルである。わたしたちの暮らしは、そんなヲタクたちによってクリエイティブされ続けている。知らないことはヲタクに聞いてみよう。
今回は珈琲ヲタクの間庭 邦夫さんに話を聞いてきました。
学生時代に東京にある珈琲工房ホリグチでアルバイトをしていた間庭さん。 卒業後は群馬で会社員をされていましたが、当時の情熱が忘れられず24歳で転職。 珈琲業界へ足を踏み入れました。
「昔から珈琲は嗜好品として分類されてきましたが、珈琲は食料品であり、農作物なのです。焙煎はもとより、珈琲の品種、栽培の現場を感じられる様に多くの方に伝えていきたい。」
間庭さんの確かな目で選び抜かれた豆。多くの工程ごとに一粒一粒選別され、上質なものだけがお客様の手に届く。
日本の珈琲文化は独特で、これほど缶コーヒーが多く出回っている国は世界でも少ないとのこと。だからといって決して日本の珈琲の基準が低いわけではありません。
「これから先も時代に流されずに変わらないものを提供し、古き良き日本の文化である喫茶というものを伝えていきたいですね。」
こだわりの珈琲が注がれるカップも、職人さんの手によって作り上げられた逸品。
日々、変わり続ける今の時代。変わらない一杯に注がれる情熱と未来へ繋がる想いは、時代が変わっても失ってはいけないものだと感じました。一杯の珈琲が与えてくれたものは、慌ただしい生活を忘れ、自分自身を見つめ直すことのできる時間でした。
tonbi coffee トンビコーヒー
〒370-3522 群馬県高崎市菅谷町531−10
10:00-19:00 喫茶スペース 11:00-19:00(LO.18:30)
定休日:火曜/第1・第3水曜日
Tel:027-360-6513/Fax:027-360-6514
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