2020.07.30 暮らしの物語【 chapter 2 】お客様のご自宅へ、 暮らしに関するお話を伺いに行きました。

暮らしの物語

家具を通して見えてくる、その人ひとりひとりの暮らし。 家族のソファ、新婚時の小さなテーブル、一人暮らしに合わせた初めての椅子、 小学校へ入学した時の学習机、おばあちゃん家のコタツに、学校の時計。 きっと、そのひとつひとつに想いがあり、きっと、そこには何か物語があるはず。 そして、その物語を聞ける事は、私達にとって何よりの財産となります。 そんな想いで始まる今号の企画「暮らしの物語」。 それぞれの物語を、ご紹介いたします。

 

Chapter.2

家族が集う場所。 LIFE WITH / STOCKHOLM SOFA (eilersen)

 

群馬県前橋市にお住いのM様。スタイルとの出会いは18年前。事務所を兼ねたご自宅に合わせ、アイラーセンのストックホルムソファをご購入。ご家族の中心にあるソファも永い年月を経て、買い替えなどを検討する時期に。永く使い手に愛され、ご家族の想い入れが詰まっているソファがこれからも永く使えるようにと、既存のフレームを生かして修繕を行いました。永い年月を共にし、いつまでも変わらない良さとは何か、お話を伺いました。

 

家にいると自然とリビングに集まってソファに座っています。

STYLE:

 始めに、ストックホルムソファを購入した理由をお聞かせください。

購入したのは18年前です。20年前、知人の家にアイラーセンのソファ があり、座ったのがきっかけでした。当時はブランド名も知らなかったのですが、その知人宅で一日中座り、その座り心地に惚れ込みました。 事務所も兼ねての新築だったので都内にもインテリアを見に行ったのですが、ソファは絶対にアイラーセンと決めていたので、色々座り比べてこのソファにしました。ストックホルムは包まれる座り心地と温かみのあるフォルムが家の雰囲気に一番合うなと思い、決めました。

 

STYLE:
主にどういった用途で使っていますか?

家族でくつろぐための場所ですね。ここで集まるのが生活の中心になっています。どんな時でも、家族の中心にあるのが当たり前で、帰ってきたら一旦ここに集まってくつろぐ、というリズムが出来ています。 息子も高校生なので、自分の部屋に籠りがちになる年ごろかと思いますが、それがあまりないですね。寝るまでの間ずっとここにいて、家族それぞれがテレビや勉強をしながら自分の時間を過ごしています。

STYLE:
ソファを永く使ってみてどうでしたか?

子どもが小さい頃はソファの前でお絵描きだったり、アニメを見たり とか、小学生になるとテレビゲームなどで遊んでいました。毎日のよ うに友達がうちのリビングに集まって、ソファを囲んでいたのを今でも覚えています。成長によって遊ぶ内容は変わりましたが、何年経っても基本的な使い方は購入当時と変わっていないと思います。それと、 サイドクッションを座布団の代わりに使えるのも便利です。

 

STYLE:

今回買い替えではなく修繕を選ばれましたが、その経緯を教えてください。

買い替えるか修繕してもらうかは正直悩みました。買い替えなら新しく届いたものとその場で交換なので、ソファがリビングから無くなることもなく、新しくするのも良いのかなと考えていました。ただ元々購入した際に、ソファが修繕しながら使えるという説明を受けたのを覚えていて、最近になって確認したら20 年近く経った今でも変わっておらず、メーカーの自信の表れなんだなと感じて相談しました。

 

STYLE:
お話を伺って、こんなにたくさん思い出が詰まっているものを別のものに変えてし まうのはどうなのかなと思い、

私も修繕することをお勧めしました。

お店の方に相談をして、より愛着が湧いたと思います。こんなにも一緒に時を歩んで来たんだなと改めて実感できました。張り替えようと思ったきっかけは、今年で長男が高校3年生になるのですが、来年には進学や就職でこの家を出ていくこともあるだろうなと思ったんです。久しぶりに実家に帰ってきた時に、今まで慣れ親しんだソファではないものに変わっていたら、なんとなく寂しいのかなって。息子は特に何も言っていないんですけどね(笑) 勝手な親心ですけど、いつまでも変わらないものが、ずっと同じ場所にあるのが良いなと思って修繕をお願いしました。

 

家族が集まる当たり前の時間こそが、本当に幸せな時間なんだなと感じます。

 

STYLE:

このソファを選んで良かったことがあれば教えてください。

無駄な買い替えが無いことです。そして、良い物を使っていると思うと気持ちが良いですね。子どもが小さい頃はソファで跳ねたりしていたので、正直20 年近くも使えると思っていなかったです。購入するときは今後も対応しますと言って、10 年以上経って実際はそうでないことも多いと思います。アイラーセンは当時と変わらぬ考えだったので、とても安心しました。カバーはもちろん、座面のクッション1つから対応してもらえるのは安心だと思います。今後も何かあった場合 は、対応してくれるんだなという安心感があるので、気負わず使えます。

STYLE:

家具への愛着やこだわりをお聞かせください。

” もったいないから” と大事にしすぎてあまり座らないのではなく、家族が実用的に長く座れていることが良い点だと思います。使い方でストレスを溜めることは今だに無いので、気にせず使うことがこだわりですね。ソファだけでなく、ダイニングチェアも新築時にスタイルで購入したのですが、本当に家具のことは詳しくないんですよ( 笑)

STYLE:

フリッツハンセンのセブンチェアにアントチェア、さらにストッケのトリップトラップなど、北欧のデザインで揃っていますね。

デザイナーものや北欧のものが絶対に欲しいというわけではなかったんですけど、結果的に揃いました(笑)。今は知っていますが、購入する時は一目惚れで選んだので、デザイナーの名前などは全く分かりませんでした。ただ、良い物だということは知っていたので、後々聞いて、良い物を使っているんだなと改めて感じました。日々使っていて、やっぱり北欧のものは永く使えるなと実感しています。

 

STYLE:
最後になりますが、当店のコンセプトは『みんなのホームをちょっと幸せに』です。

スタイルと出会った事で、M様の暮らしはちょっと幸せになりましたか?

もちろん。家を建ててから20 年近く経った今でも、変わらない時間があるのはこのソファが家族の中心にあるからだと思います。改めて感じるのは、家族が集まって何をするわけでもない” 当たり前の時間” こそが本当に幸せだなと感じます。家族の思い出を残しながら、新く綺麗になったこのソファに20年後、息子が孫を抱っこしながら座ってくれたらいいなと思っています。

 

 

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18年間使い込まれたストックホルムソファ。当時のものはカバーが張込み式で、 ファブリックも現行では取扱っていないタイプのもの。 張り替え後のストックフォルムソファ。

新品同様になりました。

 

※こちらの記事は「STYLES STYLE BOOK vol.58 」の内容をWEBに掲載しています。取材時期:2019年3月

 

ソファーの張り替えについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

古いソファが新しく生まれ変わるまで。ソファの修理工場へ行ってきました。

 

暮らしの物語 〜 chapter 1 〜はこちら

 

 

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