2019.07.04|
COLUMN
インテリアってこんなに面白い!ACTUS編集長の撮影に同行してきました。
6月某日。
アクタスのクリエイティブディレクターを務める荒木さんが、
現在制作中の”ACTUS STYLE BOOK”に掲載する写真を
撮影するべく、群馬へやってきました。
家具の搬入・設置・搬出を手伝うため、
スタイルのスタッフも数名体制で応援にいってきましたので
その時の様子をお伝えしようと思います。
荒木 正則 -Masanori Araki-
株式会社アクタスのクリエイティブディレクター。
日本のインテリアを牽引してきたアクタスが発行するインテリアムック本
”スタイルブック”や、インテリア本では異例の発行部数である11 万部を超えた
”123人の家”の編集長を務める。
10:45|現地入り。
今回撮影で訪れたのは、群馬県桐生市の郊外にある建物。
スタイルのお客様が所有している物件で、現在はあまり使われていないそう。
周辺は自然に囲まれた、のどかな立地です。
綺麗な水の流れる川もあり、わざわざここまで水を汲みにくる人もいるのだとか。
撮影で使うリビングダイニングのスペースです。
30畳くらいでしょうか。スタイルの社員全員でパーティーができそうなくらい広々としています。
これが使われてないなんて、勿体ない気もしますが・・・。
11:00|搬出・搬入。
スタッフ総出で、もともとあったテーブルやイス、ベンチを片づけていきます。
このテーブル(手前)がとにかく重い!!
男性スタッフ4人がかりで外へ出します。
中が片付いたところで、搬入スタートです。
荒木さん指示のもと、効率よく家具を配置していきます。
植物を運んでいるのは、スタイルが昔からお世話になっているアクタスの乙幡さん。
ダンボールに入っているのは、なんと盆栽。
え、盆栽とインテリア・・・?
いったいどのように組み合わせるのでしょうか。
部屋がしばらく使われていなかったこともあり、
セッティング班と掃除班に分かれて作業を進めます。
スタッフに的確な指示を出す荒木さん(写真左)。
頭の中にはあらかじめ完成イメージができているとのこと。
迷いが一切無いことに驚きます。
レイアウトもいよいよ大詰め。完成形が見えてきました。
おおよその家具の設置が終わり、残すは小物雑貨のディスプレイです。
細かい微調整を行なって・・・
全てのセッティング終了。
搬入から設置まで、かかった作業時間はおよそ1時間半でした。
みなさまお疲れ様です!
12:30|撮影スタート。
さて、ここからが本番。
荒木さんの撮影がスタートです。
視点を変えながら黙々と撮影を進める荒木さん。
作業中の賑やかな雰囲気とは打って変わり、現場にはシャッター音だけが鳴り響きます。
こちらにも緊張感が伝わってきますね・・・。
出来上がった様子を、
ちょっとだけお見せします。
撮影後、荒木さんの許可をもらって私も撮影させていただきましたので、少しだけお見せします。
こちらはリビングシーン。
赤いスワンチェアが良いアクセントになっています。
気になっていた盆栽は…まさかのリビングテーブルの上に!
大理石と盆栽、思いもよらない組み合わせですが、
ものすごく素敵にまとまっています。
<主なコーディネートアイテム>
・STREAMLINE SOFA / eilersen
・SPIDER LIVING TABLE / eilersen
・AJ FLOOR LAMP / louis poulsen
・3320 SWAN CHAIR / Fritz Hansen
・DEW RUG / ACTUS
続いてダイニングシーン。
テーブルの中央には、ドウダンツツジの枝を大胆にコーディネートすることで
シックなデザインのダイニングセットも爽やかな印象に。
窓から見える景色も相まってより一層、インテリアグリーンが映えますね。
食卓に植物を取り入れることで、普段の食事がより特別な時間になりそうです。
<主なコーディネートアイテム>
・HORSESHOE DINING TABLE / ACTUS
・HORSESHOE DINING CHAIR / ACTUS
・TANNE RUG / FABULA
Before -設置前-
After -設置後-
同じ室内ではありますが、家具が入れ替わるだけでこんなにも印象が変わるんですね。
今回の撮影に携わり、改めてインテリアの面白さや可能性を感じることができました。
自由な発想とアイデアがここまで綺麗にまとまるのは、やはり荒木さんがインテリアを
知り尽くし、心から楽しんでいるからこそ。
私たちスタッフにとっても貴重な体験になりました。
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今回の撮影写真が掲載されるACTUS STYLE BOOKは現在制作中。
荒木さんの撮影旅はまだまだ続くとのことです。
どんな仕上がりになるのか、今からワクワクします。
荒木さん曰く「今回のスタイルブックは過去最高傑作になると思うよ」とのこと。
これは期待が高まります・・・!
きっとインテリアの楽しさがぎっしり詰まった1冊になると思いますので、
ぜひみなさまも発刊を楽しみにお待ちください♪
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