2017.07.03 サローネレポート前編 -4つのトレンド-

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こんにちは。

スタイルでマーケティングとデザインを担当しているのざわです。

今年の4月、イタリア・ミラノで開催された世界最大規模の家具の展示会
「ミラノサローネ 国際家具見本市」へ行ってきました。

現地で見てきたインテリア最先端の情報を前編・後編に分け、
皆さまへお伝えしたいと思います。

前編は”4つのトレンド編”です。

 

 

1.カラー

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Greenery -グリーナリー-

多くのブースで最も使われていた色は、深いグリーンでした。クラシカルなデザインのものから、ポップなデザインのものとも相性がよく、色味も落ち着いているのでアクセントカラーやメインカラーにも使えそうでした。ここ数年トレンドカラーとされてきたグレーも多かったですが、もはやグレーやベージュは定番といったイメージです。グリーン以外ではネイビーやパープルなどのダークトーンの色が今年の流行のようです。

 

2.素材

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大理石のテーブル

高級感が強く、モダンテイストなイメージの大理石ですが、ヨーロッパではオーガニックな素材として比較的カジュアルに捉えられているようです。多くの展示では、ソファの前に角の丸い小ぶりなデザインのテーブルをサイズ・高さ違いでバランスよく置くことで重厚感を無くし、軽やかな印象を演出していました。リビングテーブルに至っては木材のものよりも大理石やガラス素材のものが目立った印象を受けました。

 

3.テキスタイル

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幾何学的なデザイン

幾何学模様の入った厚みの薄いデザインのものが目立ちました。毛足の長い絨毯はほとんどなく、無地のものでもフラットな質感のものが主流となっています。様々なカラーがありましたが全体的に彩度が低く、ソファやテーブルの存在を綺麗に引き立てる色味が多かったです。シンプルなデザインの家具と、ジオメトリックなデザインのラグの相性が非常によく、素敵でした。

 

4.ディスプレイ

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余白を残した魅せ方

ものを置き過ぎず、シンプルなディスプレイが目立ちました。シェルフのディスプレイも全ての棚を埋めるのではなく、ところどころ何も置かない部分と、ものを集中させる部分をつくり、余白を持たせることでメリハリの効いた魅せ方をしていました。ヨーロッパならではの宗教的なディスプレイも多かったです。

 

 

 

個人的視点デザインBEST3

ミラノサローネ会場内で特に印象に残ったものベスト3です。

 

BEST3

GAKU / design : nendo  -FLOS- 

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nendoの新作。額縁の中に小物のような照明がセットできる。形は様々なバリエーションがあり、”小さな部屋を自由にしつらえるような感覚”が楽しめる照明でした。

 

BEST2

Color Mood Board    -vitra- 

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ヴィトラ社カラーのムードボードの展示。多きな壁面を使いファブリックや素材をうまく配置し、色を魅せていました。トレンドカラーであるGREEN、RED、DARKが中心。デザインの参考にしたいです。

 

BEST1

Encontros lighting  sculpture  -arturo alvarez-

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人の形をした巨大なフロアライト群。シリコンやメッシュ素材を用いた照明を展開しているアルトゥーロ·アルバレス社による作品です。有機的な光の柱は、圧倒的でした。

 

 

サローネレポート、いかがだったでしょうか?

後編では、各ブランドブースの様子をご紹介したいと思っております。

ぜひ、お楽しみに!

 

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